発心

意識して保存しなければ二度と思い出さないであろう一ヶ月のうちの20
日間。
日常にすっぽりと飲み込まれ、唯一無二のとってもユニークなはずのこの刹那をデータ処理していく罪深さ。
取り戻すためのこの公開日記感想文備忘録。
日々の生活、人生には与えられた意味も価値もないらしいので、それを受けて自暴自棄になるのもその方のこれまた素晴らしいオリジナルな人生なのだろうが、自分は自分として自分というモノのこの生になにやら前人未到の意味付けをして特別な経験(みんな特別なのは百も承知)をしてから肉体を離れたいと思う訳です。
思えば周囲に合わせようとして生きてきました。
自分らしさをなだめて井戸の底に放り込み、常識、社会通念、人の顔色に寄り添って仮面の下の涙舞踏会は延々と続いておりました。
でもそろそろ終わりなんです。
なぜか?
もう飽きたんです。やりつくしたんです。
そろそろ暗闇に落とされて待っているかつての自分たちも引き上げて
歓喜の踊りを舞う時。
今はもうそんな流れでしょう、地球ごと。
これに乗り損なったらまた延々繰り返すことになる。
もうごめん。

いよいよ冒険が始まる。